鍼の衛生管理

使用する鍼について

当院では、個人専用のキープ鍼制度を採用しております。
ディスポーザブル鍼(使い捨て鍼)も併用しております。

キープ鍼は、Aさん専用に用意した鍼で、Aさん以外には使いません。
個人専用に管理された鍼のことです。
当院では特殊な長い鍼などを使用する為に、ディスポーザブルではなく、キープ制度を採用しています。
キープ鍼で使用する鍼は、日本のメーカーのもので、シリコンオイルが塗布されていないものを選んでいます。

洗浄

使用した鍼は、イルカザンDP300配合の洗浄液(タイフレッシュ・エース)に漬け置きした後、超音波洗浄を行います。
超音波洗浄機と洗浄液

高圧滅菌

洗浄の後、オートクレーブという機械で高圧滅菌処理(2気圧132℃で15分)をします。
画像の説明

キープ鍼の管理

高圧滅菌により、あらゆるウィルス、細菌は死滅しますので、万が一、他の方の鍼と取り違えることがあっても感染の恐れはありません。
もちろん取り違えないように、鍼をガラス製の試験管にネームプレートと一緒に入れ、シリコン栓で厳封して保管しています。
試験管でキープ
また目視で鍼が湾曲している場合は廃棄し新品と交換しています。鍼でラップフィルムを貫通させることにより鍼先の状態をチェックし、痛んだものは研磨もしくは新品と交換しています。
このように常にメンテナンスをしながら大切にキープしております。
(保管期限は1年です。1年経過後に廃棄します。継続して通院されている方については、1年毎に全ての鍼を新調します。)

シャーレなどの器具は、鍼と同様に洗浄と高圧滅菌の後、紫外線殺菌庫(ステリライザー)で保管しています。

鍼の廃棄方法

廃棄する鍼類は専用のペールに入れ、感染性廃棄物として適切に処分しております。
廃棄物処理ボックス
契約している産業廃棄物処理業者様に、マニフェストとともに引き渡し、工場にて融解処理していただいています。